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【5月15日(水)~】S-Gallery粛粲寳美術館の次回企画展のご案内

境町アートプロジェクト「印で遊ぶ 粛粲寶と遊印の魅力」開催

S-Gallery粛粲寳美術館は5月15日(水)~境町アートプロジェクト「印で遊ぶ 粛粲寶と遊印の魅力」を開催いたします。

「孤高の画家」と称された粛粲寶(1902~1994)は、独特の文人画長の作風を構築し、高い人気を博した新潟出身の画家です。

多くの日本画作品には、作者が誰なのかを示す“落款(らっかん)”と呼ばれる姓名や雅号が刻まれたはんこの跡が見られますが、
粛粲寶の作品を見ていくと落款ではない様々な文字が書かれたはんこの跡が見られます。
これは“遊印(ゆういん)”と呼ばれるもので、落款のような署名としてではなく、作品を装飾することを目的として使われるはんこです。
遊印には、作者の思想を示す言葉や縁起のいい言葉、時にはイラストやマークなどが刻まれており、作者の思いや気持ちが込められていると考えられます。
粛粲寶は、この遊印を約数百種類所有しており、刻まれた文字、大きさ、デザインなども多種多様に渡ります。

今回の展覧会では、粛粲寶がかつて作品制作に使用していた遊印とそれらが押印された作品を展示します。

皆さんは美術品を鑑賞する時どんな視点から観ますか?
誰が描いたか?どんなデザインか?どんな色が使われているか?今回はいつもとは違った視点から絵を観てみましょう。
絵だけからでは見えてこない、はんこを通して見えてくる画家の思いに迫ってみましょう。

印で遊ぶ 粛粲寶と遊印の魅力1
【詳細】
会場:S-Gallery粛粲寳美術館
開催期間:2024年5月15日(水)~2024年7月25日(木)まで
入場料:330円
・18 歳未満、65 歳以上は無料(年齢が確認できるものを提示)
・各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名無料
印で遊ぶ 粛粲寶と遊印の魅力2
【開館時間】 10:00〜12:00(入館最終時間11:30)
       13:15〜17:00(入館最終時間16:30)
       ※12:00〜13:15は昼休業のため閉館
【休館日】  月曜日・火曜日、7月17日(水)
(祝日は開館・翌日休館)

※5月7日(火)~5月14日(火)は展示入替の為、休館となります。